グローバル拠点社員紹介

ヨロズタイランド部署:生産技術部

大石 雅樹2003年入社

ヨロズタイランドはタイ東部ラヨーン県のイースタンシーボード工業団地に工場を構えています。生産している部品は、サスペンションメンバー等の大物部品はそこまで多くありませんが、リンク・アームなどの小物部品、ペダル部品、ブレーキ部品、車体部品、農機具用部品などバリエーションが豊かなことが特徴です。また、納入先のお客様が多いことも特徴の一つです。日々の操業の中『安全・品質・生産性』の向上及び維持のため、生産設備・ラインの維持管理を行っています。

海外ならではの業務の難しさ・やりがい(仕事環境、現地従業員の特徴など。)

日本人どうしであれば『阿吽の呼吸』で済むところも、海外ではそう簡単にはいきません。『○○が故障したから修理しといて』 というお願いを例に取ると、『なぜ故障したのか?』『同じ故障の再発を防ぐにはどうしたら良いか?』『他の機械でも同じ故障が起きる可能性があるのか?』など、時間を惜しまず極力丁寧に説明をするようにしています。やはりモノづくりの根底にあるのは『原理・原則』です。これは日本でも海外でも変わりません。これがしっかり根付けば工場としてもっと成長できると信じ、細かく、わかりやすい説明を心掛けています。聞く側も『へー、そうだったのか』と良いリアクションをしてくれるため、説明する側も嬉しくなります。

今までで一番印象に残る海外拠点でのエピソード

コロナ禍の中での渡航、10日間の隔離を挟んで今に至るまでコロナ禍の中で業務をしていることでしょうか。検温、消毒はもちろんのこと、事務所、食堂への仕切り板の設置、空間除菌装置の導入など様々な対策をしています。工場としては『製品を作ってなんぼ』ですが、従業員の安全の確保、お客様への納入を止めないこと を最優先として業務に取り組んでいます。製造業のため、在宅勤務やテレワークなどの対応がなかなか取れないのが悩ましいところです。一日も早い収束を願いつつ、コロナ対策をしながらの業務を引き続き頑張っていきます。

現在働いている海外拠点の魅力

入社以来、溶接技術一筋でここまでやってきました。しかし工場での生産は、プレス~溶接~塗装~組み付け の工程があり、それに付随する設備もたくさんあります。特にプレス機械、塗装プラントのトラブル対応については、経験豊富なタイ人技術員に頼りっぱなしです。海外の生産工場の中では1996年操業開始と古いほうで、積み上げられた経験は伊達ではありません。座学では決して学ぶことができない貴重な経験をさせてもらっています。

海外拠点でのプライベート(休日・終業後)の過ごし方

コロナ禍のため、ほぼ引きこもりに近い休日を過ごしています。唯一の気分転換は散歩です。住居のあるシラチャは海のある町で、徒歩10分くらいで海沿いの公園に出ることができます。公園の木にはリスがいて、運が良いとエサを食べているところを間近で見ることができます。用心深いため、いつもだいたい逃げられてしまいますが。そこからすぐの場所に観光地 ロイ島という小さな島があり、海上の橋を徒歩で渡ることができます。島の中にはお寺などがあり、潮風を感じながらの散歩は気分転換に最適です。コロナが収束したら、バンコク、アユタヤ、パタヤなど定番の観光地に行きたいですね。

ある日の一日

6:45 出社

工場巡回、ミーティング等を行います。

8:00 始業

 

8:30 工場巡回

生産状況の確認をします。

10:10 朝会

前日の品質課題などを共有します。

12:20 昼食

スパイシーな味付けのものが多いですが、美味しくいただいてます。

12:50 昼ミーティング

 

13:30 工場巡回

生産状況の確認をします。

14:00 事務作業

メール確認、伝票処理などを行います。

18:00 帰宅