ヨロズに入社を決めたきっかけ
ヨロズには中途採用で入社しました。前職でヨロズを知る機会があったのですが、グローバルな事業展開や世界各地で活躍している社員達の人柄に惹かれました。前職では語学を使う職種だったので、その経験を活かしつつ調達という分野でヨロズの事業展開に携わりたいとの思いで入社を決めました。また、学生の頃から漠然と抱いていた「日本と世界を繋ぐ事業に携わりたい」という目標を具体的に実行できるイメージが描けたのもきっかけの一つです。
仕事内容の紹介
調達部は他部署と比べて人数が少ない分、入社間もない頃から任せられる業務は幅広く、最初は自動車業界の独特な用語や流れに悪戦苦闘することもありましたが、上司や先輩に優しく教えてもらいながら疑問や問題を乗り越えてきました。 現在は主に海外の新規立ち上げ案件に関わる材料調達を担当しており、金型製作トライや部品製造に必要な材料を必要な時期に必要な場所へ世界各国から効率よく調達することが求められます。国によってルールや考え方が異なるので、同じ業務でも案件によって納期調整や取引先との価格交渉が難航する局面も多々発生しますが、交渉相手と粘り強くコミュニケーションを取り、プロジェクトが前進するよう業務に取り組んでいます。
仕事のやりがい
新規プロジェクトの中で自分が調達した材料が実際の製品になりお客様に納入され完成車となって世の中に出ていく過程を見ると、プロジェクトの一員としての達成感が味わえます。また世界で起こる様々な出来事(ハリケーンや地震などの自然災害、新型コロナ感染拡大、世界的な半導体不足など)は調達業務に直結して影響がでます。新型コロナ感染拡大初期には毎日のように海外の各拠点と連絡を取りサプライチェーンへの影響調査を行ないました。時には先方の時差に合わせて早朝や深夜に電話をすることもありました。刻一刻と変わる世界情勢に追いつくために苦労することもありましたが、ヨロズそしてお客様の生産ラインを止めないために海外拠点の購買担当者と連携し、その目的を達成できたときの一体感はこの業務に携わっていたからこそ感じることができたと思います。
求められるスキル
海外とのやり取りが多い業務において語学力は役に立ちますが、それよりもコミュニケーション力が重要だと感じています。業務の中で納期や価格の交渉をする場面は毎日発生します。意見を聞いて意思を伝え、理解してもらい、合意に至る過程は国籍関係なく簡単なことではありません。場合によっては先方の文化や考え方を尊重しつつ対話をすることが重要だと考えているので、お互い理解し合った上で結論を導けるようなコミュニケーションを心掛けています。また、技術的な知識が不足していて自分だけでは解決できない疑問に直面することが多々ありますが、ヨロズには各分野のエキスパートがたくさんいるので、解決に導くためには周りを巻き込みつつ自ら考えて動く力も必要だと思います。