ヨロズに入社を決めたきっかけ
ヨロズの、「現場」が大事であるという企業風土に惹かれ入社を決めました。私は経理マンとして海外で働きたいと思っていたため、グローバルに拠点を構える企業を志望していました。ですがその条件に合致した会社の企業規模では、業務が細分化されているため、経理部員は「本社の専門家」になることが多く、現場とは関わりが少ない傾向にあります。一方ヨロズは全新入社員に工場実習をさせるなど、収益の源である「現場」に重きを置いており、どの部署に配属されたとしても、現場を意識して業務することができると考えました。製造業の面白さは“モノ作り”になりますので、経理といえども、その現場を身近に感じながら業務をできるのはヨロズの魅力だと思います。
仕事内容の紹介
経理と聞くと某CMのように伝票処理に追われているイメージ(笑)や決算業務のように実績を数字としてまとめあげることを中心としていると想像しがちですが、ヨロズ財務部が主としている業務はいわばパイロットと同じです。パイロットと聞くと「Catch me if you can」のディカプリオのようにキラキラした航空機の操縦士を想像すると思いますが、もともとは船が水路を通航するとき、安全に運航するように導く案内人が語源と言われております。数字として資料を作成するのはもちろんですが、重要なのはその数字を読み解き、分析し、船(=会社)が正しい航路(=経営)から外れないように導くことに重きを置いております。
仕事のやりがい
やはり会社の経営に近い距離にいることが最大の魅力とやりがいです。上記で述べたとおり、財務部は会社を正しい航路に導く仕事をしておりますが、年次に関係なく経営に携われる部署は財務部の特権と考えています。右も左もわからない新人の頃に経営判断を左右するような資料を先輩の指導の下、作成するような経験もしていました。その分、会社の全体像を正しく把握することを求められることもあります。その要求のレベルは決して低くはありませんが、クリアしていくなかで、定量的に会社の全貌が見えてくることもこの部署のやりがいです。
求められるスキル
「経理に必要なスキル」と検索すると必ず “簿記” と出てきます。確かに経理で働く上で簿記は共通言語と言われるほど、避けては通れません。しかし、他の言語同様に、簿記語しか通じない国で生活するうちに話せるようになることを身をもって経験してきました。もちろん、流暢に多彩なボキャブラリーを使いこなせた方が、カタコトな人よりも遥かに仕事の幅は広がります。ただ、最も求められるスキルは?と問われると、「熱意」と答えます。時代遅れな熱血根性論のようですが、一般的に大事とされている“簿記”、“英語”、“コミュニケーションスキル”、“PCスキル” など大体は熱意があれば、後からでも身に着けられると考えているからです。