ヨロズに入社を決めたきっかけ
大学の授業で材料の性質について学び、さらにステアリングギアボックス(舵取り操作を楽にするための装置)を設計し、材料選定を行った経験をここで活かせると考えました。
安心感を与える仕事にやりがいを感じ、乗り心地に大きく関わるサスペンションの性能向上に携わることで、これを実現できると考えました。また、海外を含めた様々な拠点を経験して、多様性を持ったエンジニアでありたいと考えました。
その為にも、現在は専門技術だけでなく語学の勉強にも励んでいます。
仕事の内容
最初の製品生産イベントまでの期間は、図面の内容が3Dモデルや金型仕様書に漏れなく織り込まれているかを確認します。それに並行して形状測定の為の測定プログラム作成や、検査治具の設計および製図をチームで分担して進めます。
生産イベントでは設備メーカーへ出張し、製品が図面通りの仕様を再現できているか確認します。もし製品が品質要求を満たない場合は、なぜ問題が発生したのかを分析、フィードバックしなければなりません。
最終的に生産拠点へ出張し、現場立会いを通して量産の準備を整えます。部品製作受注から量産開始まで、約1年かけて1つのプロジェクトを遂行させます。
仕事のやりがい
サスペンションは構成部品や製造工程が多く複雑で、不具合原因を特定することは容易ではありません。不具合発生時、原因に対して分析およびフィードバックすることで、その問題が解決した際は達成感が得られます。
またフィードバック内容について他部署とコミュニケーションを重ねますが、プロジェクトのチームメンバーが一体となって目の前の課題に取組み、その過程で関係者と親密になれることにやりがいを感じます。
求められるスキル
コミュニケーション能力と柔軟さが大切だと思います。事務業務において論理的課題解決能力やプログラミング経験、英文読解力等のスキルがあれば、業務効率化に貢献できます。
一方で、現場業務ではサイクルタイムに重み付けがされている為、どの技能よりもスピードが重要視されます。すぐに行動に移すフットワークの軽さが必要です。
現場では大小様々な問題が発生し得るので、作業者との連携にこれらは必須ですね。