海外ならではの業務の難しさ・やりがい(仕事環境、現地従業員の特徴など。)
ここ欧州事務所は他拠点と異なり製造工場はなく、駐在員事務所になります。人数も少数で、経費、サーバー管理、車の管理など、多岐にわたって対応が求められます。設計出身だった私は、お客様対応も一苦労の中、事務所の管理が右も左もわからず、今でも失敗が多いです。そんな中ですが、少人数だからこそ事務所メンバーの助けは本当に心強いです。手探りなことが多いですが、事務所メンバーの強力な助けもあり、一つずつ解決しながら毎日働いています。
今までで一番印象に残る海外拠点でのエピソード
赴任して1年以上経ちましたが、今でも様々なものに驚かされます。他拠点でも同様だと思いますが、文化、風景、交通、食べ物などなど、日本とは異なることが多々あります。その中で一番感動したことは、本物に触れる機会がとても多いことです。例えばパリには美術館が多く、これまで教科書の写真でしか見たことがないような絵画などがたくさんあります。学生時代の美術の成績が悪い私ですが、有名な絵画を目の前にしたときは、とても感動しました。写真だと奥行がわかりませんが、実際の絵画は何層も絵具が重なっており、とても立体的です。改めて現場で現物を見ることの大切さを知りました。
現在働いている海外拠点の魅力
「フランス パリ」。おそらくどの海外拠点より一番知名度が高い都市ではないでしょうか。エッフェル塔やルーブル美術館など、パリには有名な観光地がたくさんあり、そんな大都市で働けることが一番の魅力だと思います。お店の中やアパート内などで、互いに「ボンジュール」と挨拶をすることがとても多く、知らない人だろうがお構いなく、まずは挨拶から始まります。海外では苦労することも多いですが、フランス人とのこの元気な挨拶がいつも気持ちをポジティブにしてくれます。大きな声と笑顔で言うことがポイントです。自ずと、気持ちが前向きになります。
海外拠点でのプライベート(休日・終業後)の過ごし方
パリ市内はメトロやバスなどの交通網が発達しており、市内の移動は公共交通機関がとても楽です。そして安い!そんなパリ市内を家族と一緒に散歩するのが日課です。有名な観光名所を巡るのはもちろん、一つ角を曲がった目の前に、歴史を感じる美しい石造りの建造物が突如現れたりと、どこを歩いても常に新しい発見があります。疲れたらカフェやレストランで一休みしながらパリを満喫しています。家ではフランスの新鮮な食材を使った料理を家族と作り、おいしいワインと一緒に食事をします。フランスのワインは生産地域によって味がまったく異なり、自分好みのワインを探すのもとてもオススメです。